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SES / エンジニア採用配属:採用アシスタント運用期間 約3ヶ月(2026年4月14日〜7月13日)

応募1件あたり20分の人手対応がゼロに。
採用体制は3名から1名へ。

株式会社Ansel Technologiesのエンジニア採用業務にAI従業員「採用アシスタント」を配属。約3ヶ月の運用で、面談前の人手対応は原則ゼロに。候補者への一次対応は深夜・休日を問わず中央値約7分で完了し、人員を追加せずに即応と省力化を両立しました。

株式会社Ansel Technologiesの導入事例メインビジュアル

応募1件あたりの人手対応

20分 → 0分

面談前工程

候補者への一次対応

中央値 約7分

深夜・休日含む

採用体制

3名 → 1名

+AI従業員

AIが代替した作業

月 約83時間

採用対応の約9割

BACKGROUND

「応募が来るたびに、手が止まる」

AnselはSES事業を展開しており、エンジニア採用は事業成長に直結する生命線です。一方で、採用実務の大半は面接そのものではなく、その手前のデスクワークに費やされていました。

  • 求人媒体に応募が入るたびに通知を確認し、応募者情報を転記して一次返信を作成する
  • 応募要件を満たしているかを1件ずつ確認し、結果を管理シートに反映する
  • 面接日程を候補者・面接官双方と往復しながら調整する

これらは1件あたり数分〜十数分でも、「いつ発生するかわからない割り込み作業」であることが最大の問題でした。担当者は本来の業務中に何度も手を止めることになり、対応が遅れれば候補者の熱量は下がります。採用は「スピードが歩留まりを決める」業務であるにもかかわらず、体制上、即応と集中を両立できない状態が続いていました。

SOLUTION

AI従業員「採用アシスタント」が割り込み業務を引き受ける

THAは、単一のAIツールではなく、業務ごとに専門化したAI従業員を「配属」するという考え方のプラットフォームです。今回Anselには、採用業務に特化したAIエージェント「採用アシスタント」を配属しました。

01

応募者への一次対応

応募を検知すると、応募者情報の整理・重複チェック・一次返信までを実行。

02

応募要件チェック

人間が事前に定義した必須条件との照合と結果整理を自動実行。AIが合否判断を行うことはなく、要件を満たした候補者は選考担当者へ引き継がれます。

03

面接日程調整

候補者とのやり取りを通じた日程確定と、関係者への共有。

04

巡回モニタリング

営業時間中は30分ごとに採用管理画面を巡回し、返信や状態変化を検知して後続業務を起動。

導入前後の業務フロー比較図
面談より手前の工程をAI従業員が担い、担当者は面接と見極めに集中できる体制へ。

「勝手にやらない」ための承認設計(HITL)

THAの設計思想の中核は、AIの自律性ではなく人間による統制(Human-in-the-Loop)です。業務アクションはリスクレベルごとに分類され、手順や文面はあらかじめ人間が承認した範囲内でAIが実行します。範囲を超える判断が必要な場面では、実行前に担当者へ承認依頼が届き、担当者はSlack上でワンタップで承認・修正指示・却下を選択。

運用期間中、AIから人間への確認・報告は188回、うち意思決定を求める承認リクエストは50回発生し、いずれも人間の判断を経て処理されました。「AIが何をしたか分からない」状態を作らないことを、機能ではなく前提として設計しています。

Slack上のHITL承認画面
判断に迷う案件はSlackへ。担当者はワンタップで承認・修正・却下を選べる。

RESULT

約3ヶ月間の運用実績

運用期間:2026年4月14日〜7月13日(約3ヶ月)/処理した採用実務:合計 2,107件

応募者一次対応657件
重複応募チェック651件
応募要件チェック523件
面接日程調整174件
書類送付依頼・ステータス更新ほか102件
AIから人間への確認・報告188回(承認50回)
運用実績の数字サマリー
面談を除く採用対応の約9割、人手換算で月あたり約83時間をAIが代替。

導入前、Anselでは一次面談までの採用対応を3名で分担していました。新規応募1件ごとに、通知確認から応募情報の取り込み・記帳・要件確認・日程調整メール送信まで平均20分。現在の応募量(月250名弱)ではこれだけで月80時間超に相当し、複数名での分担は必然でした。

導入後、面談より手前の工程はすべてAIエージェントが担い、応募1件あたりの人間の作業時間は原則ゼロに。担当者が自ら動くのは、面接日程が確定したときの対応(1件あたり約10分)と面談そのものだけとなり、この採用ラインは担当者1名で運用されています。

数字以上に効果が大きかったのは「割り込みが消えたこと」です。人間の工数がゼロになっただけでなく、候補者への一次対応は深夜・休日を問わず中央値約7分で完了。「担当者の手を止めない」と「候補者を待たせない」が両立し、採用担当者は人にしかできない業務に集中できるようになりました。

「正直、最初は『応募対応をAIに任せて大丈夫なのか』と半信半疑でした。以前は、朝イチでまず夜間に溜まった応募の処理から一日が始まり、日中も通知が鳴るたびに作業を中断する毎日で。今は、面接の日程が決まったら私が動く——基本はそれだけです。深夜に入った応募への一次対応が数分で終わっているのを翌朝確認したときは、正直ちょっと悔しかったです(笑)。判断に迷う案件はSlackに確認が飛んでくるので、任せきりの不安もありません。空いた時間は面談の準備と、候補者一人ひとりときちんと向き合うことに使えるようになりました。これが本来やりたかった仕事だな、と思います」
— Ansel Technologies 採用担当

導入企業概要

会社名
株式会社Ansel Technologies
業種
SES事業(エンジニア採用)
グループ
株式会社Asikaze の100%子会社